チーズは生産地の気候風土、乳質、製法などにより様々なタイプがあります
〈フレッシュタイプ〉
一般に熟成させないチーズの総称
ヨーグルト状のかたまりから水分(ホエー)を排出させた水分の多いタイプ
〈白カビタイプ〉
表面が白かびで覆われている柔らかいチーズ
未熟なうちは中心に芯がありますが、熟成と共に芯がなくなり中身が流れ出すほどにやわらかくなります
〈シェーブルタイプ〉
シェーブルとはフランス語で「山羊」のことで、山羊乳でつくられたものを総称します
独特の酸味と風味があります
〈青かびタイプ〉
ブルーチーズと呼ばれ一般にも楽しまれるようになった青かびで熟成させたチーズ
かびの青緑色が大理石模様のように美しく、独特の刺激的な味と香りをもつ
やや塩味がきいているのも特徴
〈ウォッシュタイプ〉
チーズの外皮を塩水や地酒で洗いながら熟成させることから名付けられたチーズ
外皮は強烈な香りをもつが、中身は意外とマイルドで柔らかくコクがあり、香り豊か
〈セミハード&ハードタイプ〉
一般に脂肪・水分が少ないタイプのチーズで長期保存を目的に作られた
製造過程で行う加湿やプレスの程度によって熟成期間や固さが異なり、ソフトタイプにはない旨味を楽しめる
プロセスチーズ
何種類かの異なったナチュラルチーズに乳化剤を加え、加熱溶融して作られる
加熱してあるためナチュラルチーズのように熟成が進むということがなく、
品質が一定していて味にくせがない、長期保存できる、などが特徴